ホーム    日本語ガイド    フード&スポット    ワイナリー紹介    人&ビジネス    あれこれ    コンタクト

                   

2008年10月29日

去年より早めになった収穫も、ほぼ全てのヴィンヤードで終了し、発酵もプレスも終わって、ワイナリーの方々はホっと一息ついて
おられるこの頃。サンフランシスコ・ベイエリア及び北カリフォルニア・ワインカントリーでは、10月いっぱい、いわゆるインディアン・サマー
であろう高温の日が多くありましたが、今週に入って、すとんと秋になりました。
今日から来週あたまにかけて、しとしと雨模様が続くようです。

今週の「あれこれ」は、月末ですので、なんちゃってブログ「こんなもの食べてます飲んでます」の9・10月分をお届けします。
 

 20089 月某日

9月・10月は、メーリング・リスト・メンバー相手のハーヴェスト・パーティ、リリース・パーティがあちこちのワイナリーで
開かれる月。 この日は、昨年収穫時前後に大変お世話になったTomEddy Winesのハーヴェスト・パーティ。
去年までは、リンゴの木が複数本あった更地が、今年はヴィンヤードになっている。トムさんも、奥様のケリーさんも、
アシスタント・ワインメーカーのジェイソンもお変わりなくお元気そうで何より。本当は食べ物持ち寄りなのだが、
直前まで別の仕事が入っていたため、これを失礼して、頂く方に専念。
夕方5時から始まるパーティーで、夜9時を過ぎると、ダンスフロアーでトムさんがエンタテイメント・ダンスを披露する
のがお決まりなのだが、私はそこから2時間かけて運転して帰らなければならないので、8時頃にさようなら。
造り手の方々となんだかんだ言いながら頂くワインは、やっぱり美味しい。
 
 20089 月某日

ワインカントリー日本語ガイドのお客様と、セント・ヘレナの「Taylor's Refresher」でランチ。
ピクニック・ランチをしたり、レストランで昼食タイムを取ったりすることの方が多いので、結構久しぶりの立ち寄りである。
初めてここでお食事される方には、通常のハンバーガー類、ヴァニラ・シェイクをお薦めしているのだが、
私自身は、やはり別のものにトライしてみたくなる。
で、今回は、フィッシュ・タコス。グリルされたハリバット(おひょう)と、メキシカン・コールスローが入っていて、
ハロペニョ&シラントロ入りサワー・クリームがかけられているもの。
結構なボリュームなので、これだけで充分。美味しかったけれど、私には少々、お上品すぎる。
ラザフォードLa Luna Market内のTaqueria のタコスの方が、やっぱり本格的で、ワイルドで、安くて好きだ。
 
 20089 月某日

日本から出張で来られていたワイン仲間を迎えて、我が家でディナー&パーティ。
話題は多岐に渡り、時間はものすごいスピードでたっていく。
もう1ヶ月以上も前のことなので、どういったエピソードがあったかを思い出そうと、この日の日記を見ると、判読不可能なノタレ文字。
「私も、さっさと片付け始め・・」という文章で終わっているのだが、「さっさと片付け始めするにふ〜〜」となっていて、まったく意味不明。
いい加減、こういう酔っ払い方は止めにしたいものだ。

飲んだワイン:
Whetstone, Viognier, Catie's Corner, 2004  $30
SIDURI, Pinot Noir, Amber Ridge Vineyard, 2004 $44
The Sisters, Red, 2002  $70
Failla, Syrah, Phoenix Ranch  2005   $42
Keenan, Mernet (CS50%, Merlot50%), 2004   $89
 
 20089 月某日

別の仕事で、カリフォルニア州都サクラメントへ。往復ともに、まったく交通渋滞に合わず、快適にドライブできた。
オールド・サクラメントでランチ・アポがあったので、15分ほど早めに行って、川沿いを散歩してみた。
リバー・サイド再開発がひと段落して、このあたりも良い感じになったと思う。
エンバシー・スイート・ホテルの前から架かっている橋を渡ると、その向こう側には、我がオークランド・アスレティックスの
AAA球団「サクラメント・リバーキャッツ」の球場がある。
シエラ・フットヒルズ地区のワイナリーを回って、エンバシー・スイートに泊まって、翌日リバー・キャッツのデーゲームを見る
という1泊2日の小旅行も良いなあ・・・と、ぼんやり考える。
 
 20089 月某日

Stony Hill Vineyard
は、その昔「カルト・シャルドネの元祖」と言われていたところだが、今は極めて控えめな存在。
アポイント制でツアー&テイスティングを受け付けているが、大抵他のビジターはおらず、プライベートで堪能できる。
当サイトで紹介したと思っていたが、見直してみると書いていない!これは、よろしくない。
近いうちに再訪して、アップデートなものを書かなければ。(「20ドル以下のカリフォルニア・ワイン」には登場しています)

で、9月に一斉リリースのメールが来たので、全部1本ずつ購入。(ここは、白しか造っていない)
  2006 Stony Hill Chardonnay   $36
  2007 SHV Chardonnay          $18
  2007 White Riesling              $21
  2007 Gewurtztraminer         $21
  2006 Semillon de Soleil         $15 (375ml)

今時、これほど良心的な値段の白ワインは希少だ。配達されてきたその日の夜、ゲヴェルツを開ける。
夕食は、サーモンのタルタルソースかけ、カリフラワーとペンネ、アンチョビー・ソースかけ、そしてサラダ。ああ、美味しい。
 

 20089 月某日

 9月2軒目のハーヴェスト・パーティ。おなじみ、Whetstone Wine Cellars からのお誘い。
 ナパ南東、Coombsville Rd沿いにある、ジェレミー・ウエットストーン一家のご自宅お庭で行な
 われた。「Pig Pick'n」がテーマのミッド・ハーヴェスト・リリーフ・パーティ、庭先には堂々、
 豚の一匹丸焼きが。
 この豚も大層美味しかったけれど、一番印象的だったのが、ブラック・アイ豆。
 ジェレミーの故郷、サウス・キャロライナ州では、ご当地素材だとのこと、これが上手に煮てマリネ
 されていて、もうパクパク止まらない、止まらない。
 この日は、とても暑い日で、ノースリーヴのワンピースで行って、パラソルの下を確保して過ごしたが、
 それでも汗がタラ〜っと出てくるくらい。そんな中、その気温に対応すべく、少し冷やし気味でサーヴ
されたピノ・ノワールが、本当にどれも美味しくて、素敵な午後のひとときだった。
 
 20089 月某日

前記・我が家でのディナー・パーティで、グリーン・マサラを作ったのが好評で、私も気に入ったので、また作ってみた、
が、前回とは違って味が平坦。ちょっと塩を多めにふりかけないと、何の味もしない状態。
何故だ。思うに、グリーンのもととなるハーヴ(シラントロ、ミント)とハロペニョの量が少なすぎたせいかもしれない。
その証拠に、色がグリーンではなく、イエロー過ぎる。
そして、下に敷くライスも、白いバスマティ・ライスではなく、ワイルド・ライスが混ざった黒めのバスマティの方が
味わいが深くなる。学んだぞ。
ワインは、ShowketAsante Sana 2003。サンジョベーゼとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンドだが、マサラには
白ワインの方が合う気がした。
 
 200810 月某日

 カリフォルニア州立大バークレー校内Zellerback Hall で、村上春樹さんのリーディング&パネル・
 ディスカッションがあり、チケットを買ってあったので、主人と出かける。午後8時から開始で、
 その前に腹ごしらえをと、ジャック・ロンドン・スクエア(オークランド)の「Yoshi's」へ。
 ここにジャズを聴きに来ることはあっても、ダイニング・ルームで食事するのは、もう何年ぶりだろうの
 状態だった。旧知の神尾さんがエグゼクティヴ・シェフになられて、もう2年くらいか?
ビーフ・カルパッチョも、クラブ(蟹)サラダも、銀だらも、ちゃんと美味しゅうございました。
村上春樹さんのリーディング&ディスカッションは、彼の作品のファンには聴き応えあったと思う。私も大抵の彼の本は
読んでいるが、書いていることとおっしゃっている事にズレがないのがわかって、妙に安心した。
それにしても、びっくりしたのは、彼の「声」の良さ。かなりセクシーな声である。
今回の講演の1週間前に、小説を書き上げたとのこと。日本では来年春頃に出版されるらしい。
「今度の小説も長いのか?」と、ディスカッション相手の男性が聞き、村上さんいわく「長いです。小説は長くあらねばなりません。」
 
 200810 月某日

 ワインカントリー日本語ガイドの仕事をやっていて、一番訪問希望の多いワイナリーはどこかと
 言うと、やはり「オーパス・ワン」である。日本人遭遇率も、ナパでここが一番高いだろう。
 「どうぞ真奈美さんもテイスティングしてください」と、わけてくださるお客様がほとんどなので、
 年間を通して、何度となくオーパス・ワンをテイストしていることになる。
 それで、すっかり飲んだ気になってしまい、自ら購入までに至らない。
 10月のこの日、ツアー&テイスティングに参加したら、丁度タイミングよく、葡萄が収穫されて
 運び込まれていた時で、16名ほどで行なわれるフルーツ選定の様子を見ていただくことができた。
 ワインに関しては、人の嗜好の違いで意見も異なってくるが、当ワイナリーの上階テラスからの
 眺めは、誰もがその素晴らしさを認めることだろうと思う。
 
 200810 月某日

 ランチ・アポで、サンフランシスコのダウンタウン「Chez Papa Resto」。
 元・造幣局が隣にあって、建物と建物の間に路地スペースがあり、当レストランもそこをテラス席に
 大いに活用している。レストラン名からもわかるように、フレンチ・ビストロそのもの。
 オーナー、マメージャー、シェフ、サーヴァー等、お店に関わっている人はほとんど全員フランス人。
 だから、なんて言ったら怒られるかもしれないが、ウエイターさん達がハンサムでナイス。
   彼らに、フランス語訛りの英語で話しかけられたら、たとえ何言ってるのかよくわからなくても、
   「ウイ、ウイ、いいのよ。」と、ババくさい対応になってしまう。
   南フランスの郷土料理がメニューの中心ということで、そうなると、やはりムール貝の蒸したものと
   フレンチ・フライの組み合わせだろうし、タルタル・ステーキだろうし(ウエイターさんが混ぜてくれる)
    Pissaladière(今回は、カラメライズされたオニオンのもの)だろうと、それらを注文。
       ディナーのメニューを見ると、他に食してみたいものが多々あったので、次回はディナーに来よう。

 
 200810 月某日

 「ワインカントリー日本語ガイド」のお客様とランチ@「Solbar」。シルベラード・トレイル沿い、あともう少しでカリストガ
 の街という位置に1年半ほど前にできたリゾート施設「SOLAGE」の中にあるレストラン。エグゼクティヴ・シェフ
  Brandon Sharp
氏は、キャリアの初期、フレンチ・ランドリーでChef de Partieを勤め、アメリカ国内の有名レストランを
 渡り歩き、ここに来る直前は、サンフランシスコの「
Gary Danko」でSous Chef をしておられたという。
この日は暑くもなく寒くもなくの、とても気持ちの良い日だったので、テラス席で食事。
二人分としてメニューにあった「ラッキー・ピッグ」を注文してみた。とろとろに煮込まれた豚の肩肉がポットに入れられて出てくる。
豚肉との付け合せに、黒胡麻のクレープ、ジンジャー・プラム、モンゴリアン・ピーナッツ、レタスが出され、自分で好きなように組み合わせて、レタスに包んで食べよ、ということである。
ハーフボトルで、Goldeneye のアンダーソン・ヴァレー、ピノ・ノワールを頂いたが、豚のトロトロ度と、ピノ・ノワールのearthy度がうまく
溶け合っていた。
 
 200810 月某日

 「ワインカントリー日本語ガイド」のお客様とディナー@セント・ヘレナ「Go Fish」。
 午前中 Russian River Valley にいて、午後ナパ・ヴァレーで4軒周って、しかもいづれのワイナリー
 でもしっかりテイストしておられたので、レストランに着いた頃にはもう、アップアップ状態だった。
 男性二人のうち、お一人はディナーの前半、まだしっかりしておられたが、後半眠ってしまわれた。
 もう一人は前半苦しそうで、言葉数も少なくなっていたが、後半盛り返し。
 が、サンフランシスコまでの帰路は、お二人とも後部座席で爆睡。
 シーフード盛り合わせの中のオイスターが大変美味しかった。デザートの代わりにお寿司を、と、
 カリフォルニア・ロール、ロブスター・ロール、ねぎはまを頼む。
  Radio-Coteau
のシャルドネ、Savoy Vineyard がリストにあり、ここのシャルドネを飲んだことがなかった私は大喜び。大変美味しく頂いた。
 
 200810 月某日

 前記9月グリーン・マサラのリベンジ。今回は、シラントロもミントもハロペニョも、充分な量を投入。
 付け合せのバスマティ・ライスもワイルド・ライスが混ざった黒めのものを用意。塩もちょっと多めに
 入れて、ファーマーズ・マーケットで買ってあったカレー・ペーストも小匙1杯くらい投入。どうだ。
 うん、納得の味。納得のピリ辛度。色だって、ちゃんとグリーンだ。
 これにはいつも、鶏のモモ肉を使うが、キーマ・カレー風に挽肉を使うのも良いかもしれない。
 ワインは、オンライン・ワインショップ「WineAccess」で、「世界中のユニークなワイン、6本で
 110ドル」というプロモーションがあった時に買ってあったものの中の1本。
 オレゴン産の REAL IV 
Proprietary White 2006リースリング、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、
 シャルドネのブレンドとのことだが、キンと冷やすと甘さが抑えられて、マサラの辛さと、よく合う。
 14ドルあたりのワインとして、とてもナイス。
ボトル・トップが、コルクでもスクリュ・オープナーでもなく、ガラスのストッパーのようなもの。これがあれば、空き瓶を何か別の液体ものに再利用できるかもしれない。エテュード・ワイナリーが来年あたり、初のシャルドネを出すが、そのシャルドネがこれと同じ、ガラス(プラスティック?)栓を使っている。

 
 200810 月某日

 秋になると食べたくなるのは、柿であり、松茸であり、栗であり・・。松茸は先々週だったか、韓国マーケットで出て
 いたので、鶏肉と油揚げと一緒に、松茸ごはんにした。柿は、サラダの一素材としてバリエーション豊富に使える。
 クッキング系雑誌に載っていたレセピを試すべく、柿とフィンガリング・ポテトを買ってきて、白ワイン蒸しのように調理。
 レシピには、ハーフ・インチ・サイズのキューブに柿を切るとあったが、作ってみての感想は、ポテトと同じくらいの厚さ
 の半月型スライスにした方が良さそうということ。毎日、学ぶことは多いのである。
 

         back